登山×山頂カップラーメン

2017年3月26日

登山口7:35am〜

                石谷山9:02am〜

                                  九千部山10:04am

 

季節も移りまして、春になりました。春休み最後の登山であったので、丸1日使おうと早朝より家を出まして登山口へと向かったのです。


今回のメインの山は、"九千部山"で福岡県に位置しており私は佐賀県から登り"石谷山"を経由していくルートにて行くことに。


皆さん、唐突ですが1〜10までの数字で好きなものはどれですか?私は9という数字が本当に好きです。はい、という理由から"九千部山"に登ろうと決めたのです。(一応、アクセスを確認した上で最終的に決定しておりますが)

 

アクセスは、佐賀県:肥前麓駅にて下車の徒歩約1時間で石谷山の登山口に到着します。福岡の博多駅からは、佐賀県鳥栖駅にて長崎本線に乗り換え各駅停車の、鳥栖駅から3駅目。佐賀駅からは鳥栖駅までの各駅停車の佐賀駅から5駅目。


肥前麓駅は、ほんとに小さい駅です。さすが田舎。駅を出て北に直進そのまま山のある方に歩いていくと、大きな道に出ますのでそこで左折してください。そこからはひたすらに直進となります。途中"石谷山登山口"と、標識がありますのでそこで右折し再び山に向かって歩きます。


私は朝の6時半頃に、歩道を登山着でテクテク歩いておりましたので車を運転する人々に、すれ違い際不思議なお目々で見られました。


さて、登山口に行く途中にこんなものを見つけてビックリ

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鳥獣保護区っていう言葉を見た瞬間、熊さんが頭に浮かんできて生きて帰れない事態も起こり得るのだろうかと考えた私は、その日ザックに入れていたライターとカッターをポケットに入れて、セルカ棒を手に持って一応の攻撃態勢を整えたのでした。そういえば、熊さんイノシシさんに遭遇した時の対応知らない、、、勉強します。


そもそも、鳥獣保護区とは鳥獣(野生に生息する鳥類と哺乳類)の保護を図るための制度があり、保護の必要があると認められる地域に指定される。その区域内では狩猟が認められないなどの規制がかかり、特別保護地区、特別保護指定区域がありこの2つはさらに規制の概要が厳しくなり、例えば工作物の新築等には許可を必要としたり犬等を入れることに許可が必要になるなどの規制がある。
要するに、野生に生息する生き物の保護のための場所であるから、私のとった行動はまずかったはずだ。

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こういった、田舎道はすごく心落ち着きます。ずーっと先に進んだところで先ほどの鳥獣保護区の案内を見つけました。

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佐賀県側の登山口へとたどり着きました。マスクをつけて運動すると、肺活量が上がるとかなんとか現役バスケ時代に知ったものですから、登りながら肺活量を鍛えて富士山の酸素の薄さに負けないようにと付けていましたが、非常にキツイ。そもそも、肺活量があるから富士山に強いという関係性があるのかも知らずに行っているため、参考にはならないかと思います。

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登っていると色々なものに出会います。その1つに大きな岩がありまして、本当に大きいです。どこでどうやって作られているのか不思議でなりませんけど、山でしか見れません。他には、滝があったり神社があったり橋が架かっていたり虫や鳥、植物なんかも種類はたくさんで季節ごとにも咲く花は変化しますので、同じ山でも四季それぞれで姿は変わってきます。魅力的ですね。私は特に春から夏に変わる頃が一番好きです。虫の多さには正直困りますが、青々とした自然の広がる山の中で元気をもらうことができるので登る前も登りながらも、登った後も清々しい気持ちになれます。みなさんは、どんな山がすきですか?

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1つ、今まで登ってきた山では遭遇していない問題がありまして、それが山で道を見失うということです。本来であれば、その山の地図?地形図を持って行き方位磁針と合わせて今どこにいるのか確認するべきなのですが、私はそれをしておらずほんとに何とかなるさ精神で登山をしております。ほとんどの登山道には、木で作られた表示案内板が建てられておりその通りに進むと目的地にたどり着けるので、道を見失うことがありませんでした。それに、木にカラーテープが貼られていたりペンキ塗りがあってその通りに進めと誘導するということもあります。登山者が多い山では登山者もいるのであまり困らないと考えられます。
ですが、標高の高い山になってくるとやはり道を見失う危険性が大きいと考えられるので、今後は地図地形図と方位磁針を準備することが必須だと感じました。
なので、基本は表示案内板の示す方向に進んで行きましょう!登山道ぽい道でも表示案内板がなければ、危険ですのでご注意を!

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石谷山へと向かう登山道は、このように土の階段になっており男性であれば1段づつ上がれるのですが、厄介なことに身長155cm短足の私にとっては1,5歩の階段がほとんどなため、リズムよく登ることが難しかったです。あと落ち葉は意外と危険なものでして、落ち葉を踏みしめて音を楽しみたいっていう方いらっしゃるかと思いますが、滑りやすいので山の中では我慢してください。本当にやめといてください。

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1時間半かかり、石谷山(754m)の山頂に着きました。ここは、展望地はありませんでした。山の中にある!という感じで九千部山に続いているんだと思わせてくれます。相変わらず、鳥獣保護区の案内。
少々の休憩をして、九千部山へ足を進めました。

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石谷山から約3kmの九千部山。山の中で3kmと言われてもなんですが、時間にして1時間程でたどり着きました。1つの山からさらに高い山に行けるということ、とてもすごいことだなと思います。登山者の皆さんはどんなことを考えながら登っているのでしょうか?気になりますね。

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九千部山(848m)の山頂です。展望台もあり、写真を撮る私の背中側には広いスペースもあり、木製のテーブルベンチがあるのでお昼はここでゆっくり食べれます。山頂カップラーメンに憧れていたので、魔法瓶のお湯でカップラーメンを美味しくいただいたのですが、とても美味しかったです。ありがとう日清さん。

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ーーーーーーーー感想ーーーーーーーー
今回は、鳥獣保護区に恐怖心を抱きながらの登山でしたが、九千部山山頂ではご夫婦で登られていたり、お一人で登られている年配の方がいらっしゃいました。九千部山の方は、登られるかたが多いのだと思います。皆さんも是非九千部山目指してみてください。
まだ寒かったですが、春先の登山は気持ちも晴れやかで楽しく登ることができます。お昼ご飯の弁当を作れるようになりたいな〜なんて思いました。
私は佐賀県側からの登りでしたが、福岡県側からも登れるようです。登山口としては、グリーンピアなかがわって所からになります。登る前に準備体操するんですけど、よーく伸ばしておくと頭も起きますし、怪我も起こりにくいです。足腰の柔軟も大事ですが、腕や肩などの上半身もしっかり柔軟しておくことをお勧めします。

 

@今回の豆知識
"ヘリコプターは遭難した時にアピール"
田舎に住んでいると、ヘリコプターが飛んでいたらよく手を振って「ヘリコプターだ!」だなんて言って、子供の頃はよくはしゃいでいました。しかし登山をしていて何度かヘリコプターの飛行を目にしましたが、登山中に手を振ってヘリコプターにアピールすることは実は自分が遭難した、または何らかの緊急事態が発生したことを表現していることになるのです。運転手にとっては大変迷惑なことですね。実際どのように見えているか分かりませんが、もし本当に遭難したり緊急事態が発生した場合には、ヘリコプターの飛行を目にしたら見晴らしの良い所から大きく手を振ったり、タオルだったり振り回しましょう。

 


読んでいただきありがとうございました。

次回は、講義後に行った"天拝山"登山についてです。